糸リフトとは
スレッドリフトとはトゲ(コグ)のついた糸
(直径最大0.5mmくらい、長さ10cmが多い)を
脂肪層に挿入しそのコグを脂肪にひっかけて
糸を引っ張ることでほうれい線やマリオネットライン
を含むフェイスラインのたるみの改善を
目指す治療です。
医学的にもう少し詳しく言うと、糸によって
ほうれい線近くの脂肪 nasolabial fatを含めた
ほほの部分の脂肪malar fat(メーラーファット)と
マリオネットライン近くのjowl fat(ジョールファット)
の脂肪の塊=コンパートメントの移動を目指します。

糸の形状
糸のトゲの形状は様々で大きく分けて
カッティングとモールディングと呼ばれるものが
あります。
カッティングはその名の通り糸にカット(切り目)を
入れてトゲ(コグ)を作っています。
モールディングは糸にコグを圧着させています。

カッティングの代表的な糸はNコグ、
モールディングの糸はミントリフト、VOVリフト
という名前で売り出されています。
ちなみに上の図の右端はモールディングの一種で
コーン型のコグがついています。シルエットリフト
が代表されます。コグの強さで行くと
コーン>モールディング>カッティングの順に
なります。
糸の素材
そして糸の素材によっても種類があり代表的なものは
PDO(Polydioxanone:ポリジオキサノン)または
PCL(Polycaprolactone:ポリカプロラクトン)です。
PDOは約半年から1年で完全に溶けます。
PCLは1年から2年くらいかけて溶けると
言われていますが、一部それ以上の間
残るかもしれません。
そしてこの糸の形状と素材の組み合わせは無数に
あって、各社、数多くの糸を製造販売しています。
結局どの糸がいいのか?
どの糸がいいのかは以上の説明からいくと、
PCLのモールディングタイプのように思うのですが、
結果の良し悪しはあくまでも医師の技量によります。
PDOのカッティングでもいい糸はありますし、
糸をどう入れるか、適切なデザインと入れる層が
とても大事なのです。
糸リフト施術のその後
糸は溶ける際に、糸の周りに瘢痕と呼ばれる硬い組織
ができ、溶けた後はそれ以降のたるみを
予防してくれます。
なので、溶けると、またガクッと元のところまで
下がるというよりは徐々に下がっていく感じです。
しかし、糸が溶けていくと当初のリフト効果は
薄れてくるので、実際の効果の実感としては
約半年から1年です。
ですので1~2年ごとにスレッドリフト治療を
行うことが理想です。








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